滋賀大学データサイエンス学部における演習課題コンテンツ作成及び分析プロジェクトの技術サポートを実施

データ活用で産学連携を支援

2021年1月、滋賀大学彦根キャンパスにて、河本ゼミが事業会社と協力してデータ分析を行うプロジェクトの成果報告会が開催されました。同プロジェクトは2020年10月から約4カ月間で実施されており、今年で2回目となる取り組みです。

昨年に続き、今回もALBERTの現役データサイエンティストでもある、データサイエンス教育部の巣山と長澤がアドバイザーとして参加しました。

滋賀大学は、2017年に日本で初めてデータサイエンス学部を設置し、データサイエンス実践に関する講義を担当するなど、将来のデータサイエンティストの育成に寄与しています。

今回のプロジェクトは、情報提供サービスのポータルサイトを運営する企業から提供された口コミ情報のデータをもとに、学生が自然言語処理等の手法を活用してデータ分析を実施するというものでした。参加学生は4グループに分かれ、それぞれ分析作業やレポート作成などに取り組みます。ALBERTのメンバーは、参加学生が効果的にデータ分析を行えるよう、事前の演習課題作成から携わり、また実際に分析をする際のアドバイザーとして学生のサポートを行いました。

今回実施した「自然言語処理」をテーマとした演習課題コンテンツは、滋賀大学 データサイエンス学部 教授であり、データサイエンス教育研究センター 副センター長の河本先生監修のもと、ALBERTが開発を手がけたものです。

分析プロジェクトに際して、まずは言語処理の入口である心構えのレクチャーから始まり、マーケティング分析などで用いられる構造化データの前処理アプローチとは異なる、自然言語の分析における前処理の方法を学生に体感してもらいました。これは、コンテンツ開発にあたり、正攻法のアプローチの習得に加え、そこでの躓きの経験も学生にとっては今後の大きな学びになるということが、河本先生との共通認識としてあったためです。

データの前処理が完了したところで、次は事業会社の課題解決について検討するフェーズです。「どのような視点で考えるか」を踏まえた上で、いくつかの分析アプローチを実践してもらいました。

また、分析の中間レビュー会には、ALBERTの自然言語分野のスペシャリストである平野も参加。スペシャリストならではのビジネス現場における自然言語処理の活用視点などを学生たちにレクチャーしました。

そうして、約4か月間にわたり各グループがそれぞれの課題に取り組んだ結果、1月の最終報告会では、苦戦を強いられたグループもあれば、正攻法のアプローチでビジネスの課題解決提案までできたグループもありました。さらには、正攻法とは言えないものの、独自のアプローチとアイデアで興味深い提案をしたグループなど様々な結果が報告され、盛況のうちに終了しました。


参加した学生にとっては、技術の習得にとどまらず、多様なデータが社会の課題解決にどう活用されているのかについて、理解を深めるきっかけになったのではと思います。

また、今回は河本先生のご尽力によって、事業会社からのご協力もあり、リアルに近いデータを使って、ALBERTの分析ノウハウを凝縮した自然言語処理の分析演習を提供することができました。

ALBERTは、設立以来蓄積してきたデータサイエンティストの育成ノウハウを提供してデータサイエンティストの育成を支援することで、産学連携の促進や日本社会における高度AI人材の不足解消、さらに各産業の課題解決の実現に向けて、今後も貢献していきます。


◆ 今回の演習を担当したALBERTデータサイエンティストの巣山は、2020年10月に滋賀大学データサイエンス学部のインダストリアルアドバイザーにも就任しています。
株式会社ALBERT  データサイエンス教育部
セクションマネージャー  巣山
・滋賀大学:データサイエンス学部データサイエンス研究科
 インダストリアルアドバイザー



◆ ALBERTでは、数百を超えるAI・分析プロジェクトの実績から培った、独自の実用的な育成支援を数多くの企業様へ行っており、当社のデータサイエンティスト養成講座が経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」 に認定される等、高い評価を得ています。
また、ALBERTの経験豊富なデータサイエンティストが講師を担当しており、座学・演習を通じて、実践的な視点・考え方やデータ分析の技術を身につけられる講義をご提供しています。

・ALBERTが提供するデータサイエンティスト育成支援講座