ARISE analytics社と2回目の合同勉強会を開催いたしました。

前書き

7月30日にARISE analytics社と合同勉強会を開催いたしました。本勉強会は、前回の開催に引き続きARISE analytics社とALBERT での交流を図りながら、ビジネス力や技術力、分析力などそれぞれの強みを共有しお互いに高めあうことを目的として開催されました 前回は新宿にあるALBERT本社で行いましたが、新型コロナウイルスの影響もありフィジカルな大人数での勉強会が難しかったため、SpatialChat を用いたオンライン開催となりました。

当日は足掛け2時間に及ぶ大ボリュームで、参加者は最大90人を超えるなど、前回を上回る規模で実施することができました。 以下が当日のスケジュールとなっております。
  • オープニング
  • ARISE analytics 事例紹介と一般的な話題(15分)
  • ALBERT 事例紹介と一般的な話題(15分)
  • 「レコメンドエンジンを作って大規模コールドスタート問題を解決した話」(30分、ARISE analytics社)
  • 休憩&交流会(20分)
  • 「リアルタイム画像処理システムにおける物体検知モデルの速度チューニング」(20分、ARISE analytics社)
  • 「3D Awareな生成モデル」(30分、ALBERT)
  • 休憩&交流会(20分)
  • クロージング

今回はそんな勉強会の様子をレポートしていきたいと思います。

瀧内さんセクション

ARISE analytics社の会社紹介ではCustomer Analytics DivisionのLeadを務める瀧内さんにお話を伺いました。

瀧内さんのお話では ARISE analytics 社で普段行われている業務に始まり、単なる分析受託業務では終わらないためにはどうしたら良いのかといった話に続き、Data Scientistの増加やAutoMLの台頭などのデータ分析業界を取り巻く状況の変化を踏まえながら、我々アナリストが「単なる作業者」で終わらないためにどうあるべきかといった非常に深いお話を伺うことができました。

瀧内さんには以前の合同勉強会でもARISE analytics社側の登壇者として発表いただき、その内容に思わず襟を正したことは記憶に新しいですが、今回もそんな瀧内節が発揮された素晴らしいお話だったと思います。

武田さんセクション

弊社の会社紹介では執行役員の武田が登壇しました。成長戦略として掲げているCATALYST戦略を中心として、「ALBERTとはどういう会社か」というテーマで、事例を交えながら発表をしました。

事例として紹介させていただいたのは、厚生労働省クラスター対策班との協業で行った、新型コロナウイルス感染拡大防止の為の分析支援や、東京海上日動様との事故状況再現システムの例などを取り上げ、プレスリリースだけでは中々見えない現場の話題を提供させていただく機会となり、ARISE analytics社の皆様にも評判良く受け入れていただけたと思います。

野尻さんセクション

Lightning Talk セクションではトップバッターとして ARISE analytics社 から野尻さんにご登壇いただきました。なんとご自身の趣味でもあるというコスプレを披露しての発表となり、一気に場の空気を掴むロケットスタートを決めてくださりました。

一方で話の内容は、レコメンドエンジンや分散処理をテーマに、実際にレコメンドシステムを構築するにあたっての苦労話などを踏まえ深い考察を含んだ硬派な内容の発表となりました。中には身につまされる内容も多く、深いテーマだったと思います。

ARISE analytics社のTech Blogで上記の発表を基にした記事が公開されていますのでご興味ある方はこちらもご参照ください。

秋元さんセクション

Lightning Talk セクションの2番手として引き続き ARISE analytics 社の秋元さんにご登壇いただきました。

一つ前のレコメンドの話題とは打って変わり画像系のDeep Learning の話題として 速度チューニングのお話をしていただきました。研究テーマとしては広く取り扱われているものの、実際に実用化をするためにはまだまだ壁があるとして、特にモデルの推論速度に関する考察をしていただきました。

上述の問題に対して、推論プラットフォームを変えることによって速度向上を図るといったアプローチやそれに対する丁寧な考察、まとめなど、非常に有意義なものでした。 また本セクションでは全体を通して、もっとも質問が活発で原籍問わず喧々諤々と議論が交わされ、両者にとって非常に意義深い時間だったのではないかと思っています。

こちらの内容もARISE analytics社のTech Blogで解説が行われている為、ご興味ある方は是非ご確認いただければと思います。

古川さんセクション

Lightning Talkセクションの大トリは弊社先進技術部から古川が登壇し、生成モデルと3D表現を組み合わせた技術についての潮流の紹介を行いました。

弊社のBlogでも以前NeRFについて記事を書かせていただきましたが、今回はGANの技術に対して3D表現が乗ったvolume renderingを組み合わせることによって画像を合成するアプローチを代表的なGRAFの論文などを引きながら説明していきました。

単に先行研究をなぞるだけではなく、ポイントとなる所に細かくコメントや、勘どころなどを抑えながら実務者だからこそできる説明が随所に盛られたALBERT らしい発表となりました。

上記内容に関連して、弊社技術ブログでNeRFに取り上げたことがあります。ご興味がある方は是非ご参照ください。

終わりに

今回で2回目となるARISE analytics社との合同勉強会でしたが、コロナ禍でのオンライン開催にも関わらず、90名もの方にご参加いただくことができました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

ARISE analytics社との合同勉強会では、技術的・ビジネス的に学ぶことが多く、有意義な時間を過ごすことができました。今後ともARISE analytics社と定期的に合同勉強会を開催し、貴重な知見共有の場として継続させていけたらと考えております。

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